ルドヴィート・カンタ(チェロ)&鬼頭久美子(ピアノ)
デュオリサイタル
同時開催:松浦カレー作品展
~PROGRM~
•カサド 無伴奏チェロ組曲
G.Cassadó : Suites for Cello Solo
•ベートーヴェン 『ユダス・マカベウス』主題による12の変奏曲
L.v.Beethoven : 12 Variations for Cello and Piano from Haendel`s ''Judas Maccabaeus''
•シューマン アダージョとアレグロ
R.Schumann : Adagio and Allegro
•カサド 愛の言葉
G.Cassadó : Requiebros
•成田為三 浜辺の歌
T.Narita : Hamabe no Uta
•滝廉太郎 荒城の月
R.Taki : Koujou no Tsuki
•ドビュッシー : 前奏曲 第2集より”風変わりなラヴィーヌ将軍” (ピアノソロ)
Debussy : Préludes 2 "Général Lavine-eccentric" (Piano Solo)
•ドビュッシー チェロソナタ
Debussy : Cello Sonata
(曲目は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください)
ルドヴィート・カンタ(チェロ)Ludovit Kanta
スロヴァキア共和国出身。ブラティスラヴァ音楽院にてG.ヴェチェルニー教授に、プラハ音楽アカデミーにて元チェコ・トリオのS.ヴェチトモフ教授に師事。アカデミー在学中にスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の第1ソロ・チェリスト&コンサートマスターに就任。その後、岩城宏之に招かれオーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者として長年に渡り貢献した。ハラデッツ=オパヴァ・ベートーヴェン・コンクールで優勝。プラハの春国際音楽コンクールで第2位と同時に、審査員全員一致で、チェコ・スロヴァキア文化庁特別賞を受賞。その他、チャイコフスキー・コンクールなど数々のコンクールで上位入賞を果たしている。ヨーロッパをはじめ、カナダ、アメリカ、アジア、日本でソリストとして、岩城宏之、イリー・ヴィエロフラーヴェク、ズデニェク・コシュラー、ヴァレリー・ゲルギエフらの指揮で、オーケストラ・アンサンブル金沢、NHK交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団などと共演、好評を博す。OEKアジアツアーでは、タイのバンコク王室で、また中国南京では、「日本文化の日」など、重要な演奏会ではソリストとして活躍。また、2003年、2005年のスロヴァキア・フィル日本ツアー公演ではドヴォルザークのチェロ協奏曲を、2014年にはマルティヌーの協奏曲を共演し各地で絶賛される。カナダ、ヨーロッパ、日本各地で国際音楽祭やマスター・クラスの講師として招かれるほか、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。
CD録音も数多く、カペラ・イストロポリターナとの “ハイドン・ボッケリーニ:チェロ協奏曲”(NAXOS)はジャズ調のカデンツァが有名で、発売より30年以上たった今でも世界各地で人気が高い。”コダーイ、カサド、イザイ:無伴奏チェロ作品集”、“メロディーズ”(avex)、“バッハ:無伴奏チェロ組曲全集”(PANU)は、レコード芸術誌で特選盤に、“ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集”は準推薦盤に選ばれている。
2010年「岩城宏之音楽賞」を受賞。東日本大震災の際に何度か被災地を訪れ被災地の方々を励ましたことに対しスロヴァキア外務省より大統領立ち会いのもと「GOLDEN PLAQUE」を授与された。
チェロを演奏して50年の記念には(15年8月)立山頂上3003mの雄山神社にて奉納演奏、60歳のBIRTHDAY RECITALではバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏し大絶賛を得る。他にもベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲を一度に演奏するなど、常に様々な可能性と自己の向上に挑戦しており、その内面から溢れ出る品格と音楽性は聴く人を魅了する。現在、フリーチェロ奏者として国内外で活動している。
趣味は、空手(2段)、登山、写真。
http://blog.livedoor.jp/kanta_cello/
鬼頭久美子 Kumiko Kito
名古屋市出身。名古屋市立菊里高等学校音楽科、フェリス女学院大学音楽学部器楽学科卒業。卒業後20年間に渡りヨーロッパ各地を訪れ音楽や舞台芸術を学ぶ。幼少期から即興演奏に慣れ親しみ、ユニークな音楽性を育んできた。『音楽の友』誌において「親しみやすく浸透力の高い音楽」「理知的なアプローチと楽曲から受けるインスピレーションを自らの閃きと調和させ類稀な個性として表出し得るピアニスト」と評価を受けるその音楽は、色彩豊かな音楽性と柔らかな包容力をたたえ老若男女を問わず幅広い層から支持を得ている。
隔週火曜日朝10時よりスタンドFMにて『cafe & bar ソルフェージュ』音声配信中。Hibino Music School主宰。自身のYouTubeチャンネル『おんがくだいすきクラブ』では”誰でも弾けるベートーヴェン”シリーズや、ピアノやヴァイオリンの演奏&レッスン動画等が好評。レーベル「sonorité」(ソノリテ)よりヴァイオリンとのデュオによる『Brahms-Amabile-』CDをリリース。『音楽現代』『レコード芸術』に推薦として選出される。(2022年4月発売)
(公社)日本演奏連盟、日本ソルフェージュ研究協議会、日本ピアノ教育連盟会員。NPO法人音楽で『つながる』会Caprice理事。
【同時開催 松浦カレー作品展】
松浦カレー:版画・イラストレーター
1979年静岡県生まれ。袋井市出身。
2003年多摩美術大学版画科卒業。
2002年~主に東京、千葉などで個展、グループ展等開催。